もう何がなんだかよくわからなくなってきたなぁ。 「わしでよければ話を聞くぞ。ふぉっふぉっ」 私は全てを吐き出したくなった。 「実は今日…」 私はおじいさんに、 先輩にフラれたこと、彼氏が出来た事がないこと、麻里に言われたこと、 そしてステキな恋がしたいこと(を特に強調して)……。 全てを話した。 おじいさんは優しい笑顔でうなずきながら、私が話し終わるとこう言った。