掃除が終わり、皆が休憩をしていると既に22時になりかけていた

「俺はもう帰るとするか…明日、大丈夫か?」

立ち上がり、身支度を軽く済ませながら藤原は口を開いた

「俺も帰る。香織の所に行って来るけど、明日にはまた来るから」

先輩も立ち上がっていた

「俺はルナも居るし泊まっていく」

コーヒーを片手に二人に視線を向ける翔

「大丈夫っすよ。とりあえず、明日が最終日なので…探し周りたいですけど…」

「橘 直美」の生きているであろう最終日だ

順当にいけば明日、斉藤が殺される

そして、明後日には直美だ

斉藤は間に合わないかもしれない…

いや、既に殺されているかもしれないが、そんな事は言ってはいられない


俺は3人に俺の決意を話した…

過程を省いてだが