意地悪彼氏





ち、近いよ!!!!!

顔赤くなっちゃうぅ;…




『い、言われなくても!…今脱ぎますぅー!!』



あたしは照れ隠しでわざと生意気な口調で言う。





「じゃあ早く来いよ?」




そう言って階段をのぼっていく裕也。




『あ、ちょ、ちょっと待ってよぉー!!』




あたしは慌てて靴を脱いで裕也を追いかける。







ガチャッ



ボフッ






「はぁ〜だりぃー」



部屋に入った途端、ベットにダイブ。




『え?なんで呼んどいていきなりリラックス?
あたしは?』



裕也の行動が理解出来ず、ベットに寝転んでいる裕也に聞く。




「は?そこら辺座ればいいじゃん。」




んな適当な!!


『…あたしはほったらかし?』




「うん。だって俺しんどいもん。

あ、おふくろに言って体温計持って来て?」




『はい!?もしかして…裕也まだ熱あったの?;』



だって保健室に居たときより絶対元気だよね?





「は?下がったとでも思ったの?あんな短時間で?
マジありえねぇー」




『だ、だって元気じゃん!!』