「あっバレちゃってたんだ;
うん…ちょっと大変だったかな?」




『本当ごめんな…俺、情けないわ』




「そんな!裕也は熱あったんだからしょーがないよ!!」




そう言って俺に気を使っている柚を見ると、余計申し訳なくなってきて…




『今度なんかおごってやるよ』




そんな言葉が出てきた。




「えっ!?そんなのいいよ!!」




柚は顔の前で両手をブンブン振っている。




『お前がよくても俺が嫌なの!!』




「あっそうなの?;」




『うん。って事だから何か欲しいもんあったら言えよ☆
あんまり高いもんは買えねぇけど;…』




「あー、やっぱりおごってもらうのはいいや!
その変わり…今度あたしのお願い聞いて??」




うわっ///

ちょっと上目使いだし!!


わざとか!?



でも柚の事だから、無意識なんだろうな;





『あぁ、別にいいけど…お願いって?』




「んー、まだ決まってない♪」




『何だよそれ…』




ちょっと気になってたのに!!