数分経ってから龍太から返事が来た


 ─なんとなく気付いてたよ
  また友達として仲良くしような─


「裕香よかったね、龍太くんで。
 未練たらたらな人だったら大変だったよ〜」


「うん。ストーカーされちゃったら大変!!」


「でも龍太くん、これからもずっと裕香のこと好きかもよ?」


真理の言葉を聞いてもう一度メールを読み返してみた。


 ─俺の初めての彼女が裕香なのは変わらないから。
  いつでも戻ってこいよ(笑)─


何行何行も改行された一番下に書いてあった。龍太らしい。
気持ちは受け取っておくね。