「一週間…長かったな」
ぽつりと独り呟いて、
携帯電話を枕元に置くと、
ベッドの脇の床においてある小棚に手を伸ばす。
三段あるうちの二番目の棚を手探りでまさぐると、
すぐに四角い箱に指が当たる。
私は枕から顔を起こすと、『それ』をじっと見つめた。
一辺十センチ程の正方形の形をした、
底以外は透明なプラスチック張りの箱の中には、
私の『輝き』が確かに光を放っていた。
「私……まだ忘れてないよ」
じっと『それ』を見つめていると、
徐々に瞼が重くなってきた。
私は再び『それ』を元の棚に戻して、
その後は身体の生理反応に逆らわず、
程なくして眠りの淵へ沈んでいった。
ぽつりと独り呟いて、
携帯電話を枕元に置くと、
ベッドの脇の床においてある小棚に手を伸ばす。
三段あるうちの二番目の棚を手探りでまさぐると、
すぐに四角い箱に指が当たる。
私は枕から顔を起こすと、『それ』をじっと見つめた。
一辺十センチ程の正方形の形をした、
底以外は透明なプラスチック張りの箱の中には、
私の『輝き』が確かに光を放っていた。
「私……まだ忘れてないよ」
じっと『それ』を見つめていると、
徐々に瞼が重くなってきた。
私は再び『それ』を元の棚に戻して、
その後は身体の生理反応に逆らわず、
程なくして眠りの淵へ沈んでいった。
