『それでさ、
よかったら明日の朝、
いつも通り迎えに来てくれないか?』
「うん、おっけーっ!」
私と零二は朝はいつも学校に一緒に通っている。
幼稚園からの習慣で、
別に恥ずかしがることでもないし、
お互いにこの辺りにクラスメイトが住んでいないから、
一人で登校するよりは気心知れた者同士、
一緒に通ったほうがいい。
でも、
ここ一週間は一人で登校していた。
ある理由で零二がその期間休んでいたからだ。
たった一週間だったけど、その間は正直、
………うん、寂しかったかな。
冬の寒さを一段と厳しく感じた。
……でも、
私の寂しさなんて零二と比べるとたいしたことないよね……。
『じゃ……それだけだから』
「えっ、
もう切っちゃうの?」
『もう切るの……って、
お前、これから寝るって言ったじゃんか』
「そりゃ、
言ったけどさ……」
よかったら明日の朝、
いつも通り迎えに来てくれないか?』
「うん、おっけーっ!」
私と零二は朝はいつも学校に一緒に通っている。
幼稚園からの習慣で、
別に恥ずかしがることでもないし、
お互いにこの辺りにクラスメイトが住んでいないから、
一人で登校するよりは気心知れた者同士、
一緒に通ったほうがいい。
でも、
ここ一週間は一人で登校していた。
ある理由で零二がその期間休んでいたからだ。
たった一週間だったけど、その間は正直、
………うん、寂しかったかな。
冬の寒さを一段と厳しく感じた。
……でも、
私の寂しさなんて零二と比べるとたいしたことないよね……。
『じゃ……それだけだから』
「えっ、
もう切っちゃうの?」
『もう切るの……って、
お前、これから寝るって言ったじゃんか』
「そりゃ、
言ったけどさ……」
