『早く戻ってきて‥‥』 そう悲しそうに言うと、琴音の姿は消えた。 『――ッ琴音!?おい、どこ行ったんだよ!?』 俺はこれが夢の中でのことだと、気付いていなかったのかもしれない。 『おいッ――琴音!?』 琴音を失って初めて気付く悲しさ‥‥‥ 俺はそのあとも浜辺で琴音をずっと探していた―――‥