病室に入ると、機械の音しか聞こえなかった。 ――‥プシュプシュプシュ‥ ピピピピッ――――‥ ベッドの上を見ると、酸素ボンベをした旬樹の姿があった。 頭には包帯を巻き、足と手にも‥‥‥ 相当ひどい事故だったのだろう‥‥ 『――旬樹‥大丈夫か?』 パパが旬樹のおでこに手を当てた。 旬樹は勿論目を覚まさない‥‥‥