甘すぎる王子様

▼夏祭り



『もぉ~!!!限界っ!』


あたしは生徒会の仕事から抜け出し、屋上から青い夏空に向かって叫んだ。


セミがミーンミーンと鳴って、あたしの声なんてあまり響かないけれど。



最近、旬樹はあの3人の子とばっか。


明日の夏祭りも、
どうせあの3人とイチャイチャ‥‥‥!!!?


『目に見えてるっつの‥』


あたしは屋上にあるベンチにそっと腰をおろした。