まだ手繋いでないんだよね‥。



タイミングがっ!



でも、私の見たい場所には何も言わずに一緒に居てくれるから嬉しかった。



あっ、もしかして飛鳥も動物が大好きだったりして。


そうだ!そうに違いない!


もう、好きだったならもっと早く言えばいいのに〜。
(勝手に一人で解釈中)





「ねぇ飛鳥!次ゾウさん見ようよ!」



私は後ろを振り返って言った。










でも、飛鳥が…いない





「…あれ?飛鳥?どこ…?」




周りを見渡しても飛鳥の姿がない。


「わーん、あすかぁ…」
























「…美緒!」


グイッ



途端後ろから手を掴まれた。




「あすか…」



「勝手に先行かないで。追いかけるの大変だった」



「…ごめん」