「美緒。この人図書委員の副委員長」


「え!?」



「ハハッごめんなさいね、誤解を招くようなことして。私はただ図書室の管理を変わってもらおうとしただけよ?」



「え?そ、そうだったんですか…。なんかごめんなさい」



私恥ずかしい。勝手に勘違いしたりなんかして。



「いいえ、こちらこそ。それでさっきの件なんだけどいいかしら?悠城くん」



「はい。いいですよ」



「ありがとう!それじゃあ…彼女さんもまたね!」



「は、はい」



女の人…副委員長さんはそう言うと図書室から出て行った。