私は今までにないくらいのスピードで走っていた。



遅刻もあるけど、恥ずかしさもいっぱいでその場から駆け出した。



だって、ビックリしたんだもん。



今まで見たことないよ、あんな男の子。


だからなのか、すっごい胸がドキドキしてる。





心臓が破裂しそう、私死んじゃうよ!!




でも、本当に綺麗な子だったなぁ。また会いたいな‥。











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「美緒、あんたギリギリ。本当にバカじゃないの?」


「はぁはぁはぁ、疲れた。自己最高記録だよ。」



「…バカじゃん?」