「いたたたた…」 もう、桜のせいだからね(怒)桜が散ってるからぶつかっちゃったんだ! (寝坊して猛スピードで走っている自分が悪いとは思っていない。) 「…あの」 「あっ、ごめんなさい。大丈夫ですか?」 ぶつかって地面に倒れた私は立ち上がりながら謝った。 「…はい」 「あぁ、良かった!じゃあ私はこれで……」 私は顔を上げた。 …えっ? 「?あの…」