「だからって一人でやらせる?少しぐらい手伝ってくれたって良くない?」
「美緒、このチキン美味しいわよ」
「あ!本当だぁ!ほら飛鳥も」
「うん、美味い」
「……」
陸くん、光と飛鳥が手伝うわけないでしょ。
特に光は。
私も手伝ってあげようかなぁて思ったけど、思っただけね。
部屋見渡して片付ける気なくなった。
だってさ、なんか変な黒い物体が見えちゃったんだもん!
だから私と飛鳥、光はソファーの上に座って陸くんが片付け終わるのを待ってたの。
そしたらね?部屋の片付けがなんと15分で終わったんだよ!
…光がいるからかな。
怖かったもんね…
光の顔。


