「苺のクレープ下さい!」 安藤と陸が争ってる…いや、陸が安藤にやられてる横で美緒はクレープを注文した。 止めねーのかよ。 …止めらんないか。止めようとしたら今度は俺らがやられるもんな…。 ここは見て見ぬ振りだな。悪く思うなよ、陸。 「悪く思うよ!早く止めろー!」 ──────…… 「痛い。二人とも酷い。何で止めないんだよ!」 「「……」」 「シカトかよ!」 「陸くん、それより早く作ってよ!苺のクレープ!」 「…はい」