「平気ですよ、夫が少しふざけていただけですわ」 「そう、それならいいんだけど・・・・・・あら?立川さん、その傷どうしたのかしら?」 傷・・・? 大橋さんは私の頬に向かって指を指してくる。 少し、頬を触ると血が指に付いていた。 これは・・・・ 私の血じゃないわね・・・・