『だな』
『んじゃさっさと教室行こうぜ?』
『おう』
藍の言葉に俺は返事をかえし校舎内へと入っていった
5組―…
教室に入ればクラスメイトになる奴が沢山いて騒ついていた
『可愛い子いるかな?』
楽しそうに教室を見渡す藍
俺はそんな藍を通りすぎ黒板に貼ってある紙の前へと足を運んだ
『…席、席
加山だから…
俺前らへんかな?
あ、あった』
自分の名前をみつけた俺
席につこうと黒板を離れた
『あ、月!
お前俺をおいて勝手に席つくなよな!』
自分がノロノロしてたのが悪いくせに膨れっ面をしていう藍
『ごめん、それより早く見てくれば?』
『ったく!』
俺の言葉に藍は黒板を目指し歩いていった
その間暇だから窓の外をみていた時―…
斜め前に見覚えのある後ろ姿を見つけた
あの暗い感じに髪のボサボサ加減
安佐奈南だ
“あ”行だからか席が近いらしい
俺にしてはラッキーなのかそうでもないのか
とりあえず話し掛けてみることにした
ウザがられるかなとかも考えたけど行動あるのみだからな
『安佐奈南さん!』
「…はい?…あっ!」
俺の言葉に振り向いた安佐奈南は俺をみた瞬間目を見開いた
「なんでアンタが…」
『俺もビックリだよ
同じ5組だったんだね?』
ニコッと笑ってみせる
だけど嫌そうな顔をされた
正直傷つく

