「月…くん…」
キスの途中、甘い声をもらす南に、理性が揺れる
抑えられない欲望が、普通のキスじゃなくさせた
「はっ…んッ…ふぅッ……」
息継ぎをするため、南が口を開いた時に、舌をいれた
「つ…きッ…んんッ」
こういう行為に、慣れていない南は、苦しそうに表情を歪めながら、俺の名前を口ずさみ、服を強く掴む
恥ずかしいのか、顔を真っ赤にする南に、また理性が揺れ動く
だけど、これ以上は手をだしたらいけないって
隅にあったその考えと、南を大事に思うキモチから、なんとかそれを止めた
「…はぁッ」
『もう、今日は終わり』
唇を離すと同時に、肩で息をする南を、抱き締めながらそう言うと
小さくうなずいてみせた
「月くんが、私を求めてくれるの
すっごく嬉しいです」
『うん』
「経験は全部月くんが初めてなんです
こんなダメな私なのに…
月くんは待っててくれるんですか?」
不安気に聞く南
『当たり前』
そんな南のおでこをピンッと指ではねて、笑顔を向けた

