『うん、俺も……
好き』
だから……
一生、離してやんねぇ
っていうか、離したくねぇ
俺が離せねぇんだ
「月くん……」
『ん?』
「あ、あの……
キッ…キッ…」
『なに?』
顔をうつむかせる南の表情を覗き込み、様子をうかがえば
顔を真っ赤にする南を目にした
「きっ、キスしていいですか!」
突然、そう叫ぶと、顔を両手でおおってしまった
あまりにも可愛くて、愛しい
その質問に
『どーぞ』
ふと、微笑んだ
少し目尻に涙を浮かべていた南は、ポカーンとした顔をみせた後、はにかんだ
「目、瞑っててくださいね?」
眉を垂らし、不安気に首を傾げながらいう南
『ん』
それにゆっくりと目を閉じた
同時に、すぐ、南の唇が俺の唇に重なった
幸せで幸せで
もう南がいたら
他になにもいらないって、思えた
南の腰に腕をまわして、腰を引き寄せて、隙間がないくらいに密着させて
ゆっくりと、南をベッドへと倒す

