★地味な女と学園王子☆







『うん、俺も……
好き』



だから……
一生、離してやんねぇ



っていうか、離したくねぇ
俺が離せねぇんだ





「月くん……」


『ん?』


「あ、あの……
キッ…キッ…」


『なに?』





顔をうつむかせる南の表情を覗き込み、様子をうかがえば




顔を真っ赤にする南を目にした


「きっ、キスしていいですか!」





突然、そう叫ぶと、顔を両手でおおってしまった




あまりにも可愛くて、愛しい


その質問に


『どーぞ』





ふと、微笑んだ



少し目尻に涙を浮かべていた南は、ポカーンとした顔をみせた後、はにかんだ


「目、瞑っててくださいね?」



眉を垂らし、不安気に首を傾げながらいう南



『ん』


それにゆっくりと目を閉じた


同時に、すぐ、南の唇が俺の唇に重なった




幸せで幸せで
もう南がいたら


他になにもいらないって、思えた




南の腰に腕をまわして、腰を引き寄せて、隙間がないくらいに密着させて



ゆっくりと、南をベッドへと倒す