★地味な女と学園王子☆







『えと…』



先生は俺と安佐奈南を交互にみて困った顔をしている


そりゃそうだ


『藍お前…』

俺の元に近付きながらいう藍


『ちょ、藍お前は黙ってて
今忙しい』



『どこが!めちゃくちゃ暇そうじゃん!!』




俺と藍の会話で皆沈黙していたのが一気にどっと笑いの空気に変わった




『お前ら面白いなっ』



『いいじゃん席替えしなくても!なぁ?』



『そうそう!可哀想じゃん!折角好きな子の近くになれてんのにさー!』




皆のいろんな声が行き交う中俺の顔は真っ赤に染まっていた




『頑張れ…』


皆の反応、好きな子がばれてしまったことを気の毒に思ったのか藍が俺の肩に手をポンッと置いて言った




『うるさいなっ!
お前もう席帰れ!』



藍の手を払い俺は不貞腐れながら椅子に着席した




『じゃ、じゃぁ時間がないからHRは終わりね

明日から授業だから頑張りましょう

終わります

えとごうれいは青春中の君にしようか

加山月くん』




『ちょ、はぁ?
なんで俺なんだよ!』



『よっ、青春ボーイ!』


先生の言葉に便乗してからかうようにいう藍をにらむ



『お前後で覚えとけよ』



言って俺は仕方なくごうれいをかけた



『れい』



『『さようならー』』



ごうれいの後、騒々としながら皆クラスから出ていきだす




俺もでていこうと席をたった