『じゃー何からやろっか?』
「うーんとね〜
………これ、やろ?」
夏紀くんがそういった瞬間、唇を塞がれた。
夏紀くんの唇によって。
ガチャ
「おーい、飲み物持ってき………」
「なーんだ兄貴、来ちゃったんだあ…」
「…てめえ……
っざけんな!!
未沙に手ぇ出してんじゃねー!!!」
ボコッ
「っ」
春紀が夏紀くんを殴った。
『きゃっ、春紀!
暴力はダメだよ!!』
「ってー、あんだよ。
彼女じゃねーんだろ?
だったら俺、狙うって言ったじゃん」
『え、ええ?え?』
あたしは話についてけない。
「未沙、こっち来て。」
『わっ』
春紀があたしの腕を引っ張った。
そのまま、あたしたちは
春紀の家を出て
近くの公園まできた。
「……未沙、消毒な?」
『え?消毒?』
『ん…っ』
あたしは春紀にキスされた。
何だか焦っているようなキスだった。
『はる…きっん…あ』
「お前っ
何キスとかされてんだよ!
隙ありすぎだっつーの」
『そんなこと言われたって〜
あたしだって、されたくてされた訳じゃないし…
てか、春紀どうしたの?』
「どうしたもこうしたもねーよ…
好きな女が弟にキスされてんの見たんだぞ?
当たり前だろ……」
キュ-ン
今、まさにそんな感じ…
『春紀…///
も1回、して?////』
「え…!ええ!?////」
『だってまだ消毒しきれてないもん…//』
こんなの言い訳。
.
