「じゃ学級委員、後は任せたー♪
委員決めしといてな〜」
そう言って、教室からでていった。
鬼先は名前に似合わず
こんなふうに軽いところがある。
でもサボったあたしらが悪いし、仕方ないかな‥
あたしは黒板の前に立ち、鬼先の机の上に置いてあった委員会の紙を見ながら、委員会名を書き始めた。
「お前まじでやんの?」
春紀が耳元で聞いてきた。
『仕方ないじゃん。あたしらが悪いんだからさ』
あたしは黒板を向いたまま答えた。
「つかあのオッサンは
未沙が腹痛いから俺が付き添ったって思ってんだろ?」
あ、確かに‥
『‥あたしの嘘がばれた?』
そんなまさか。
完璧にやり通したわよー。
「ないな。あの演技力は人並みじゃなかったぞ?」
そんな風に喋っていたら、いつの間にか手が止まっていたので、急いで書いた。
あたしが全部書き終えたのを見て、
「俺、候補者聞くから
未沙書けよ。」
と言った。
「ーっと〜
図書委員やりたい奴いる?」
春紀が聞くと、
2人の女子が手を挙げた。
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