「おい!聞いてんのか!?
上原!城田!!」
『「ハイ」』
「特に城田!
お前はまだ今日転校してきたばっかりやろ?!
転校初日からそんなんでどうすんねん!」
「はあ‥スイマセン」
鬼先うるさっ
春紀、声がイライラしてるよ‥
キレたりしないかな‥?
『あの‥鬼瓦先生、あたしがお腹痛いってゆうたから城田君が心配して
付き添ってくれはったんです。だから城田君を
攻めたらんで下さい。』
「上原‥そうだったんか?」
『はい。先生に報告できなくてホンマすいません。』
「そうか。まあ優秀な上原がゆうんやからホンマのことやろうな。
城田、悪かったな。」
「あ、いえ‥」
「じゃあ俺は戻る。
‥あれ?上原、お前って
関西出身やったっけ?」
『あ、あたしの父が大阪の人なんです。
普段は共通語使うようにしてるんですけど‥
たまに出ちゃいますね』
「そうなんか、別に隠す必要ないで?
俺は関西弁、大好きやからなあっ はっはっは‥」
ガラッ
ピシャッ
豪快に笑いながら
鬼先は帰って行った‥
『ふう‥やっと帰ったぁ』
あの先生、ホント扱いにくい‥
「お前‥教師の信頼厚いなあ」
まあ普段大人しくしてるし。
『え、そうかな?!』
「てかさっきの本当?」
『ああ、お父さんが大阪の人なのは本当だけど、関西弁なんて使わないよ。
大阪に行った時ぐらいしか』
「え、じゃあなんでアイツに関西弁で話しかけてたんだ?」
『それは、鬼先て関西大好きだから、関西弁ではなしかけた方が油断して見逃してもらえるかなーなんて
思っただけだよ』
ちょっとセコいよね‥
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