でも動けない。
ちょっと携帯をいじれば沙菜へと繋がるのに・・・母さんが言っていたもう一つのことが、俺の動きを止めるんだ。
沙菜と悠太が一緒にいた。
ただ一緒にいたわけじゃない、仲良く歩いていた。
頭をよぎるのは悠太の言葉。
『俺が沙菜に会いに行く。』
『雅樹にも、誰にも渡さない。』
『沙菜が好きだ。』
まさか・・・って思った。
もう俺に対して兄ぶらないと言った悠太だから、自分の気持ちに正直に動いたんじゃないかって思った。
もし今、俺が沙菜に連絡をしたら・・・二人が付き合ってることを聞かされるかもしれない・・・。
ぎゅうぅぅと沙菜から貰ったお守りを握る。
こんな風に簡単に、沙菜の気持ちも掴めてしまえばいいのに───
沙菜の気持ちのカケラを手に眠りについた。
次の日から俺は常にピンクのお守りを鞄に中に入れて持ち歩くようになった。
沙菜から貰った物というだけで、大切な宝物になっていた。
二人が一緒にいた事実から目を背けている。
だから沙菜と悠太へ連絡をできない日々が続いた。
どんどん、どんどん風が冷たくなっていき、冬が深まっている。
いつまでも目を背けていてはダメだと思いながらも、日々は足早に過ぎていった。
気がつくと街はイルミネーションの飾りつけが行われ、クリスマスの雰囲気でいっぱいになっていた。
ちょっと携帯をいじれば沙菜へと繋がるのに・・・母さんが言っていたもう一つのことが、俺の動きを止めるんだ。
沙菜と悠太が一緒にいた。
ただ一緒にいたわけじゃない、仲良く歩いていた。
頭をよぎるのは悠太の言葉。
『俺が沙菜に会いに行く。』
『雅樹にも、誰にも渡さない。』
『沙菜が好きだ。』
まさか・・・って思った。
もう俺に対して兄ぶらないと言った悠太だから、自分の気持ちに正直に動いたんじゃないかって思った。
もし今、俺が沙菜に連絡をしたら・・・二人が付き合ってることを聞かされるかもしれない・・・。
ぎゅうぅぅと沙菜から貰ったお守りを握る。
こんな風に簡単に、沙菜の気持ちも掴めてしまえばいいのに───
沙菜の気持ちのカケラを手に眠りについた。
次の日から俺は常にピンクのお守りを鞄に中に入れて持ち歩くようになった。
沙菜から貰った物というだけで、大切な宝物になっていた。
二人が一緒にいた事実から目を背けている。
だから沙菜と悠太へ連絡をできない日々が続いた。
どんどん、どんどん風が冷たくなっていき、冬が深まっている。
いつまでも目を背けていてはダメだと思いながらも、日々は足早に過ぎていった。
気がつくと街はイルミネーションの飾りつけが行われ、クリスマスの雰囲気でいっぱいになっていた。

