僕ときみ



 ぎゅうっ

 アイツを抱きしめ返すと
 汗のにおいがした。

 多分走ってきてくれたんだね。
 ありがとお、、。

 アタシはなぜか
 きみへの気持ちを
 アイツに話しはじめた。

 きみに声をかけられたこと。

 きみに好きと言ったこと。

 "友情"に悩んだこと。

 笑ったこと、怒ったこと、
 すべて、すべて。

 うん、うん。

 ってアイツは聞いてくれた。

 グスン

 涙は止まって落ち着いてきた。


 好きだよお、、、

 好きだって言ったのに
 きみはもう逢えない。


 あの太陽の上。雲の上。



 アタシはただ強く、

 強くアイツを抱きしめた。