俺が柚を溺愛してるの知っててもこれとはな。


俺の柚に対する想いが伝わってないのか。


少しでも裏切りじゃないが相手が嫌がることはしたくない。


お互いに結ばれてる気持ちにヒビが入りそうで。


俺は、だらけていたが姿勢を正し、残りの授業をまじめに受けることにした。


柚がいると柚を観察して授業にならんし。


いないときぐらい、まじめになるか。


テストも近いらしいし。


てか、赤点とったらまずいんだった。


柚に勉強見てもらわないと。


柚、頭いいしな。


俺は、柚に何が起きてるとかしらずに暢気に過ごしていた。


そう、授業はまじめに受けながらも暢気に...ね。