【長編】Lover only of name[おまけ追加]

少し考えて思い出した。


「その痣って、ななくんだけじゃないよね。」


「はっ?」


ななくんは、すごい吃驚していた。


「たしか、三緑さんにもあるよね。」


そう。


三緑さんだ。


なんかの拍子に見てしまったんだ。


三緑さんには、秘密にしてと言われた記憶がある。


その時は、痣ではなく怪我だと思っていた。



てか、秘密だった。


言ってから気づいた。


「マジなのか?」


ななくんは縋るように聞いてきた。


「うん。
ななくんと同じ位置だったと思う。
てか、秘密って言われてたんだよね。」


私は、苦笑いしかできなかった。


「だからか.....」


ななくんは、なにか納得していた。


「三緑兄さんが庇ってくれたんだよ。
裏にはそんなんがあったなんて知らないけど....」


少なからず、ショックを受けているようだ。