「......。
やべぇ。
どうしよう。
嬉しいけど....。
ここでヤったら、どうなんだろうか。」


てか、そんなん言われたら....


柚に試されてるみたいだ。


そんなわけないのに。


やっぱ...


俺は、心の中でまた違う葛藤がはじまった。


「雄一、まずはキスから初めませんか?」


そうだ。


なにもすぐにエッチにいかなくていいじゃん。


まだ、それにいく前にキスしてないし。


「あぁ。」


俺は、ちょっとテンパりだし、短くクールに返事した。


そして、俺は、決めたように頷いた。


「なんか照れるな。」


俺と柚は、見つめ合ったまま顔が近づいた。


柚は、間際に目を瞑った。


軽く俺の唇が柚の唇にあたった。


柚との初めてのキス。


唇が離れると、俺は柚を抱きしめた。


「柚、大好きだ。」


そして、愛の言葉。


「私も雄一が大好きだよ。」


柚も俺の背中に手をまわして愛の言葉。


今は、これで十分。


慌てることはない。


先は長いんだから。


俺と柚は、今日一日イチャイチャしながら、キスしたり、ハグしたりと甘い一日を過ごした。


いつまで、それで我慢できるかな?





second story
yuichi side end.