やばっ。


結構、柚を待たせたな。

俺は、慌てて部屋に戻った。


俺が部屋に戻ると柚が寝ていた。


かわいい。


てか、無防備すぎだ。


俺は、触りたい衝動にかられた。


柚のそばにより、髪や頬を触っていた。


どうしよう。


このまま触っていたいけど....


まずい。


俺がそう思っていたら、柚がゆっくり目を開いた。


「雄一?」


柚が俺の名前を呼んだ。


俺は、今の状況にハッとした。


だって、髪をさわり続けていたから。


だから、勢いよく柚から離れた。


「ごめん。」


俺は、謝った。


「なんで、謝るの?」


どうしてだ?


普通、怒るんじゃないの?


俺は、柚の寝込みを襲ったみたいに触ってたんだから。


「寝てる柚に我慢できず触ったから...」


柚は、なぜかチラッと時間を確認してから話し出した。


まあ、今の俺にとったら時間なんてどうでもいいけど。


「別に雄一は彼氏だからいいよ。
てか、どこ触ったの?」


なぜ、聞く?


「髪とか頬とかだよ。
したら、柚が起きた。」


俺は、照れながら正直に言った。