「あの。
もし、七緒さんと柚希さんが婚約しても奪いますんで。
では。」


俺は、その一言だけいって立ち去った。


だって、話にならないだろ。


「雄一。」


柚は、俺の後を追ってくれた。


それのおかげかは知らないが、なんとか収まったらしい


わかんないけど。


俺と柚は、その場から去ったからな。


とりあえず、七緒くんと佐々木は婚約した。


俺は、それに触発されてしまった。


柚に指輪をあげた。


やっぱ、俺のものってね。


さすがに学校ではつけれないから、ネックレスとして毎日つけてくれてる。


柚だけ。


こんな風に尽くしたいって思うのは。


そんな相手に巡り会えるなんて奇跡。





ninth story
yuichi side end.