俺と柚は、柚の部屋に入ると見つめ合った。


もう言葉なんかいらなかった。


自然とキスをした。


唇が触れただけでお互いの熱と欲を感じた。


俺と柚は、ベッドに倒れ込むようにダイブした。


俺は、柚の上に跨った。


変な感じだ。


ようやく、手に入れる。


柚は、緊張しながらも微笑んだ。


愛しい。


初めてで怖いはずなのに。


「柚、できるだけ優しくするから....」


これしか言えない。


これで緊張がなくなるとは思わないけど。


俺は、その言葉を合図に啄むように何回もキスを繰り返す。


いつもと違い乱れ始める柚。


たまらなく愛しい。