「雄一、幸せだね。」


私と雄一は、裸のままベッドの中にいた。


雄一に腕枕されながら。


「うん。
俺って、最高に幸せ者だよ。」


「意味が...」


「やっと柚を手に入れたって安心感。」


雄一って、やっぱ。


「じゃあ、私も最高に幸せ者だね。」


私は、抱きついた。


「柚、裸で抱き合う危険を....」


「雄一、大好きだから我慢しないでね。
だけど...
今日はもう無理だよ。
時間が....」


もう、8時。


そろそろ帰ってくる。


「だよな。」


雄一は、残念そう。


けど....


仕方ない。


私たちは、着替えた。