私の部屋に入り。


私と雄一は、見つめ合った。


言葉を発せずに、キスをした。


唇が触れただけでお互いの熱と欲を感じた。


私と雄一は、ベッドに倒れ込むようにダイブした。


私の上に跨るように雄一がいる。


私は、緊張しながらも微笑んだ。


「柚、できるだけ優しくするから....」


雄一は、啄むように何回もキスを繰り返す。


いつもと違う艶っぽい雄一。


たまらなく愛しい。


「雄一....もっと。」


私は、そんな雄一にねだるしかできない。


「柚希、かわいい。」


そう言って、私の髪や頬に優しく触れる。


それだけで心地いい。


こんなドキドキで幸せな時間。


行為が進むにつれて、私は悶えて雄一の名前を呼んだ。


雄一に脱がされて、恥ずかしさもある。


けど....


雄一がね。


「きれい。」


そう言ってくれたから。


私は、雄一にすべてを委ねた。


ちょっと痛かったけど。


痛みは、雄一と愛し合った証拠だから。


そして。


キスマークは、愛情をかけてくれた証拠だから。