【長編】Lover only of name[おまけ追加]

「雄一。」


「うん?」


私に優しく微笑み返事をする雄一。


それだけで愛しい。


「今度の日曜日に雄一の家に行きたいな。」


私は、照れながら雄一に聞いた。


「おっ!
おぉ。」


雄一は、目を見開き吃驚しながら頷いた。


「雄一、ありがとうね。」

「えっ?」


突然、お礼をいう私に雄一は、目を細めた。


「三緑さんのこと....」


「俺は、柚を愛してるから。
柚の苦しみは、俺の苦しみだから。
柚の苦しみをなくしたかったんだ。」


「ありがとう。」


私は、雄一に抱きついた。


「別に....」


雄一は、そんな私に素っ気なかった。


恥ずかしいのかな?


なんか......


逆転?


してるよね。


それすら、心地いい。