あの日は....


女が、お昼に屋上に来てくれって呼び出された。


そん時は、またかよみたいな感じだった。


調子乗ってたしな。


好きな女にヘタレだけど、どうでもいい女にはな。


そして、お昼を食べて屋上に向かったら、柚がいた。


「呼び出したのって....君?」


俺は、吃驚しながらもクールな感じに聞いた。


だって、目の前に好きな女。


油断したらニヤケる。


「中畑くん。
来てくれてありがとう。」


柚は、笑顔で言った。


俺は、そんな柚を見て少し顔が赤くなった。


「や....別に。
で、話って?」


「あの。
中畑くんが好きです。」


柚は、俺に告白してきた。


「....あっ。
じゃあ、つきあう?」


嬉しさを隠すため素っ気ないようにしか言えなかった。


「いいの?」


柚は、聞き返してきた。


「榊がよければだけど....」


「お願いします。」


そんな感じに俺と柚は、始まった。


はじめは、つきあいは、順調だった。


俺は、柚を優先したし、登下校も一緒。