【長編】Lover only of name[おまけ追加]

「なんか....
このまましたら、無理矢理になりそうで....」


雄一は、頭を掻きながら照れていた。


無理矢理?


なんで?


そんな雰囲気ないじゃん。


私の気のせい?


雄一は、やっぱヤりたいのね。


「雄一、そんな雰囲気なかったのに?」


「柚が不安定なのにさ。
嫉妬で取り乱せないだろ?」

めちゃくちゃ嫉妬してくれてたんだ。


嬉しい。


「やっぱ、雄一だ。」


なんかいつもの私たちらしくてホッとした。


「やっぱ....って」


ホッとする私に雄一は、苦笑い。


「なんか....ね。
なんていうか....恐怖があったの。」


「恐怖?」


「三緑さんを小さい頃から知ってるのもあってね。
それに、そんな事情があるって知らないで暢気に過ごしてきたから....」


たぶん、友紀がいなかったらもっと悲惨なことになってたと思う。


だって、私は第三者的な立場で話を聞こうとしてただけだから。


それが、余計に恐怖に変わってしまった。


やっぱ、しなきゃ....


あれなのかな.....


心だけのつながりだけだから不安なのかな?


そうは思いたくないけど。