柚の家の前につき、電話をかけた。



柚が電話に出ない。


どうしたんだ?


そう思ってたら、玄関から柚が出てきた。


「雄一」


俺の名前を呼んで近づいてきた。


「柚」


俺も柚の名前を呼んで近づいた。


「会いたかったの。」


そうすると、あり得ない言葉。


そして.....


あり得ない行動。



柚が、俺に抱きついた。


「ゆ、柚?」


俺は、スゴい動揺している。


だってよ。


こんな初めてだから。