「ねーあいつまじうざいんですけど 今日も懲りずに学校来てるよ」 私は眉間に皺を寄せて 苦虫を潰したような顔をしながら 呟く。 すると周りの女子も 続けて「そうだよね」と言った。 私の目線の先に居たのは 丸岡 雅という何とも地味な 苛められっこオーラが出ている 女子だった。 あいつを見ていると気分が実に わるくなる。 早く死んでしまえばいいのに。 あんな奴。