唇を青く染めて呪いの謳を謳いながら【長編集】



そして学校が終わり
私は一目散に家へと帰る。

そしてポケットから
花山 香の写真を取り出して
満面の笑みを浮かべた。


私は釘とトンカチと藁人形と写真を
机の上に置き
丑三つ時になるまで
待った。



笑みが


笑みが止まらない。

もうすぐ憎い相手を
殺せるのだから。


こんなに嬉しい事はない。