プラネタリウム

テレビが流すニュースは、そういつも自分には関係のない世界のものだと思っていた。



『えー、男性は和瀬川一志さん、写真家で写真を撮るためこの山に登っていたそうです。』



「は・・・?」



プルル、プルル・・・



「和瀬川一志さんのご家族の方ですか?警察ですが・・・」



だから、なんでドラマと同じこと言うかな・・・。



母さんも、ドラマと同じだ。



ドアを開けて、そう・・・



鞄を床に落とすー。



タクシーで、警察に言われた病院に向かった。



空には、万点の星が輝いていた。



父さんが撮るはずだった星が、確かに輝いていた。