『一星・・・、ごめんな・・・。』
夢を見た。
最近はあんまり見ることがなかった、父さんの夢。
うっすらとしか覚えていない夢で、父さんは何度も謝っていた。
そして、俺も一緒になって謝っていた。
ピピピー
目覚ましで、目が覚めた。
「・・・、なんつー夢・・・。」
カーテンを開けて、外を見る。
太陽が昇り、小鳥たちはこれでもかってくらいに鳴いている。
そう、どんな日だって眠れば次の日になる。
目が覚めれば・・・。
階段を下りて、母さんを起こす。
いつもと同じー。
父さんが、この家にいなくなってから。
「母さん、起きなよ。」


