プラネタリウム

「!!」



「で、ちょうど教室に美穂が残ってて、窓から2人を見てたよ。」



私は、少し笑って言った。


「いいよ、私は和瀬川のこと好きじゃないし。関係ないよ。」



そう・・・。



本当に好きなら、逃げたりしない。



好きな人から。



ようは、私は一星から逃げたー。



「ふーん、そんな数日で変わっちゃうんだ。気持ちって。」



由梨は、淡々と言った。