プラネタリウム

その後、ご飯を食べてお風呂に入って、いつもみたいに就寝した。



いつもと変わらない、いつもと同じ夜ー。



明日だって、いつもと同じ朝がくるんだ。



夢に出てきた一星は、あの日と同じようにカメラを握っていた。



笑って、空を見ていた。



夢の中の私も、笑っていた。



7時、目覚ましで起きた。


鏡に映る私の顔は、悲惨なものだった。



笑っていたのに、私は泣いていた。