男子の人数は、23人。




女子は17人。




2人ずつ座っていったら、どちらも1人余ってしまうのだ。




「あー、じゃあ女子の1番と隣で・・・。また、席替えするから。」




「・・・、してもまた1組男女で座んなきゃいけないじゃないっすか・・・。」





「こ、今度はクジで決めよう!!男女の組が何個できるなんて分からないぞー!」





カタッ・・・。





「よろしく、1番さん。」





初めて見た、一星の笑顔。





これから、私は彼の笑顔を一番近くで見ることになる。