プラネタリウム

「だろ?でも、この夕焼けを見
れない人もいるんだ。俺は、そ
ういう人にも同じ感動を与えた
いんだ。」






照れることなく、一星は言っ
た。






いや、照れていたけど気付か
なかったのかもしれない。






空の赤さが、綺麗すぎだったか
ら。







「ねえ、見てていい?」






「何を?」





「写真を撮る、和瀬川を。」





一星は、笑って目をレンズに戻
した。