「相川!」



数日ぶりだ、でもこうやって学校以外で会うのは初めてだった。



「遅い!」



「ごめん、ちょっとバタバタしてて。」



手を出す。



その手を照れながら相川が見る。



「繋いでいいですか?」



そう言うと、相川の顔がもっと赤くなった。



「・・・うん。」


父さんが入院してから、僕の生活は変わった。