ベッドから、降りるのも憂鬱だ
った。






今日で、一星との関係は終わっ
てしまうから。





席替えなんてなかったらいいの
に、と思った。





「おはよー!!」





久し振りに会う、友達。





休みのうちに溜まった、話をす
る。





いつもと何も、変わらない。





変わるのは、席だけ・・・。





「ねえ、聖香。」





小さな声で、美穂が私に声をか
けてきた。