ヤバイ!!

すっかり忘れてたよ、自分の格好。



水色のチェックのキャミソールと、お揃いのフリルの付いたフレアパンツ。
太ももは丸出し。
おまけにノーブラ。


肌が透けない素材でよかったものの、彼氏でもない年頃の男の子の前に出てくる格好じゃない!!


一気に顔が熱くなる。



「着替えてくる!!」


すごい勢いで階段を駆け上がり、ブラをつけ、とりあえずあったTシャツとジャージを穿き、顔を洗ってダイニングに戻った。



「気をつけなさいよ。女だけじゃないんだから。」

お母さんが呆れた顔で言った。




「…はぁ~い。」