『…迷った』 この病院は一流の医師の集まる大きな病院で、めったに病気をしない僕には慣れない場所で、迷子になってしまった。 『18にもなって迷子はやばいよな〜。とにかく、エレベータを…えっ…』 エレベータを探して後ろを向いた僕の目に、信じられない物が映る。